療養日記

療養の自分記録用

目覚めてしまった

昨日から彼氏がうちに来てくれている。
部屋は汚いまま、お風呂も1日入っていなかった。
1か月以上会っていなくて、というか家の前までは
毎週のように来てくれていたのに、どうしても扉を開けることが出来なくて
気づけば1か月以上経ってしまっていた。
でも、ブログを見せたいなという気持ちが出来て、
昨日久しぶりに家に上げることができた。
ブログを見せて、近況を聞いて、沢山話をして、一緒におそ松さんを見て、笑って、少し恥ずかしい過去の告白をして、一緒に寝て、
今日は会社行事で朝早く出かけたあと、また戻ってきてくれた。


彼氏が帰ってくる前に、簡単な掃除と、洗濯と、皿洗いが出来た。
一緒にまたおそ松さんや動画を見て笑って笑って笑い転げて、
夕飯は出前を頼んだ。
一人で出前を頼むと後ろめたくなって悲しい侘しい気持ちになるのに、
二人で頼むと美味しくて満足感があった。
あまりに笑いすぎて頭が痛くなって、彼氏も会社帰りで疲れていたので
22時には布団を敷いて寝た。


そして、0時過ぎに目覚めてしまった。
夢は覚えていない。見なかったのかな。
隣ですかぴーと寝ている姿をみて、安らかな気持ちになると同時に、
夜に取り残されてしまった自分をどうしていいかわからない。
今日はもう眠れないと思う。
でも、こうしてこの状態をブログに記録することが出来て、
少し気がまぎれる。
まぎれるけど、不安になる。


朝起きて
ごはんを食べて
仕事(今は雑事とか)をして
昼ごはんを食べて
仕事(今は雑事とか)をして
夜ごはんを食べて
お風呂に入って
その日一日のたまった家事や、娯楽をして
夜に眠る


上記の生活サイクルを、毎日続けることが
とても困難だと感じる。
薬を飲んで、睡眠作用があるのに眠れないと思うと
どうしたらよいかわからなくなる。
生活サイクルがまともにならない限り、
仕事もできないのではないかと不安になる。


病院の先生も産業医の人も、生活サイクルを気にせず
「眠りたいときにゆっくり寝ればいいのです。」
とおっしゃってくれているけれど、
いったいいつまで?と考えてしまう。


金銭面で、会社や加入している保険により、また、両親、彼氏の援助を
受けることにより、今は生活できている。
でもそれにも限りがある。
一人暮らしをしていて、成人である以上、
一定の収入をもたないと暮らしてはいけない。
「まだたった3か月なんだよ」と言われても、
いったいいつまで?と考えてしまう。


うつ病は、人によって治る期間が違うらしい。
私の好きな小説家の山本文緒さんは、
うつ病の完治に5年かかったらしい。
途方もない年月だ。


「全治何か月」とか決まっていれば、
それまでぐーたら過ごすかぁなどと気が楽でいられるけど
外傷のない病で、私は病人だという自覚もあまりできず
ただ日々を、自分の小さな世界で浮き沈みしながら
無生産に過ごすのは、本当に空虚だ。


こんな風に思うと、ふと死ぬことが自分の
一番正しい選択なのではないかと思ってしまう。
でも、そんなことはしたくないという気持ちが
今は勝っているから大丈夫。
でも、いつか大丈夫じゃなくなるのではないかと
不安になる。



…なるほど、やっぱり気持ちを文章にすると
頭でぐちゃぐちゃしていた気持ちが整理されて
少しおちつくみたいだ。
今は、クラッカーをぽりぽり食べながら
暗闇の中で画面にむかっています。


眠れないけど、しょうがない。
久しぶりに山本文緒さんの小説を読むことにします。