療養日記

療養の自分記録用

うつ病のはじまり

自分がうつ病だと今でも思えない。


今年の夏は、仕事がかなり忙しく徹夜休出は当たり前になっていた。
自分だけじゃなく周りも大変だった。
家に帰ってきても家事どころではなく、寝るだけ。
唯一の癒しはたまの休みの日に彼氏とゆっくり過ごすことと、
水曜どうでしょうを見ることくらい。


遅刻が増えて、仕事していても集中できなくて、小言を言われるたびに
「ゲロ吐きそう」と思っていた。
でも、上司の人や一緒に仕事をしている人たちはいい人ばかりで、
期待に応えたいと思っていた。
でも期待に応えられる技術も要領のよさも持っていなくて、
勉強する時間も意欲も持てなくて、つらくて辛くて仕方がなかった。
いつしか何もかもいやでいやで、お風呂に入るのも洗濯するのもおっくうになった。
ある日、親睦会があり、かなり酒を飲んだ。
翌日朝起きれなくて、寝坊していた。
体が動かなかった。
頭が真っ白になった。
電話がなる。
出られない。
ゲロ吐きそうだった。吐いた。
うずくまって泣いていた。
電話が鳴る。
家に誰かきた。
出られない。
ドンドンと扉がなる
でられない。
ただじっとしていた。
それからのことは、実はあまり覚えていなくて。
いつのまにか休職してよいことになって、独りぼっちになった。
仕事のこと、会社の人たちのことは考えられなかった。


もう死ぬしかないとばかり考えていた。


そんな感じだった。


病院にいきなさいと言われいったら、「抑うつ状態」と診断された。


夏休みがはじまった